瀬戸内レモン

様子がおかしく語彙がない

エーステ冬単ACT2に行った日記

先日、友人のいくむの招待でA3!の2.5次元ミュージカルである通称『エーステ』に行ってきた。

mankai-stage.jp

A3!はプレイヤーがMANKAIカンパニーという劇団の監督になり、劇団員(全員イケメンの男)の成長を見守るソシャゲである。私も以前はプレイしていたがソシャゲ疲れで一気にソシャゲをやめて現在はエアプ*1状態。

劇団には四季に準えた4つの組があり、それぞれ6人の劇団員が所属している。今回は観たのは、冬組を中心としたお話がテーマの公演だ。

私がミュージカル刀剣乱舞で推している小狐丸役、北園涼さん演じる高遠丞も冬組に所属している。まあこれは全く全然関係なく、急にワカハイ*2狂いのいくむから「冬単*3神戸のチケット取れたから来て」と言われたので行った。

去年の春単も「ちぃくんがちぃくんかどうか見てほしい🥺*4」という意味不明な理由で招待されたので、まあこういうものだと思って下さい。ちなみに冬単にもちぃくんは出演している。

 

新神戸という土地

今回公演があったのは新神戸駅直結のAiiA Theater神戸。テナントの半分以上が空っぽの商業施設内にあり、近場で飲食ができる場所がネパール料理屋さんとカフェの二軒のみというオタクに優しくない場所だ。

新幹線が通るので遠征民には楽なのかもしれないが、何分時間をつぶせる場所がないのでマチソワで入るとき*5は真剣に虚無を眺める時間が発生する。

 

そんな空っぽの商業施設内でいくむと待ち合わせる。現場前ウキウキワカハイオタクちゃんないくむは気合ブチ入れて早朝から美容室でヘアセットをしてもらったらしいのだが、壱百満天原サロメばりのグリグリ縦巻きロールにされていて面白かった。ヘアメで推し色リボンやアクキーを編み込むのはもう古い。これからはお嬢様グリグリ縦巻きロールの時代。

 

この建物がいかに終わっているかという話をしながら劇場付近へ。いくむお嬢様がお写真をお撮りになりたいと仰るので、カメラマンの役目を仰せつかる。

オタクフォト

写真撮影後、本人確認をしにいく。

エーステは本人確認がめちゃめちゃ厳しく、身分証明書とチケットの名前が一致しないと入場できない。確認後、腕にフェスでつけるような紙バンドを巻かれる。これがないとグッズも買えないらしい。

グッズ売り場で見かけた有栖川誉のブロマイドサンプル。職業が詩人だからか、机もになっている。

 

いよいよ観劇

劇場内へ入る。

キャパが東京公演を行っていた立川ステージガーデンの半分ほどだそうで、いくむはその狭さに驚いていた。今回の座席は三階席の一列目だったのだが、立川の最後列より近いらしい。とんでもない場所だな立川ステージガーデン。

今回は観劇感想ブログではなくこの日の日記なので、本編の感想についてはあまり詳しく書かないでおく。

というのも確かに素晴らしい舞台だったのだが、私が原作未読なのでこれが舞台に関する感想なのか本編に関する感想なのか曖昧な部分があるので。

間違いなく舞台のみに関する感想を述べるとすると

・ガイ役、輝馬さんの歌が上手すぎる。今回の冬組の演目がオペラ座の怪人なのでまあ歌に説得力なきゃ意味ないのだが、マジで上手い。これ聞くために入る価値はある。

・シトロンの弟であるタンジェリンとその従者、ミカが可愛すぎる。特にシトロンとタンジェリンがハグをするシーンが尊すぎる。ザフラ王国のほんわかニュースで『王太子シトロニア様とタンジェリン様、再開を喜び抱擁を交わす』ってニュースになると思う。タンジェリンはダンスでもぴょんぴょん跳ねててあら~☺となる。ミカは元のキャラデザ通りなのだが脇・膝・ふくらはぎというショタの大トロが全部まろび出ている。露出度の高い若手俳優に視線が行く業の深いオタクなので、視線はくぎ付け。

・GOD座*6エチュードで戦い拍手の量で結果を決めるというシーンがあるのだが、普通にやったら客全員MANKAIカンパニーに拍手してしまうからか、GOD座の拍手音声がアホほどでかくてツボに入って死ぬかと思った。バカデカ拍手面白すぎる。

・客降りでは有栖川誉がすぐ近くに来てくれたのだが、でかいというか長すぎてビビった。高層ビル?めちゃめちゃ高い位置から紙*7を配ってくれた。

ザクっとこんな感じ。

 

観劇後、三宮へ

前述したとおり新神戸には文明があまりないので、一駅歩いて神戸三宮へ。

しかし神戸三宮も観光客向けの高級神戸牛かラーメン屋ばっかりで、飲食店を探すのに苦労した。結局すしざんまいへ。

すしざんまい、高い高いと聞いていたが本当に高くてビビった。味噌汁700円。ウニ一貫1000円。物価が高いとは聞いてたけどここまできたのか?

すしざんまい

震えながら寿司を5貫頼んだが、普通におなか一杯にならないので300円の細巻きも頼んだ。いくむが残した大葉も食った。

 

いくむはソワレにも入るので、ここで解散した。

めちゃめちゃ腹ペコだったので帰りに駅前でタピオカでも飲むか…と探したらタピオカブーム全盛期に生タピオカとして大バズリしていたモッチャムの黒糖タピオカミルクが300円で売っていた。昔、700円くらいで30分近く並んで買った気がする。どうしてこんなことに。

モッチャム(300円)

 

家に帰ると、晩御飯が10貫で700円のパック寿司だった。

物価ってよくわからんね。

 

*1:ggったら『自分が体験したことのないことを、あたかも体験したことがあるかのように振る舞ったり話したりする行為』って書いてたけど、別にやってる風にふるまってはいないので誤用。ふいんきネットミームを使うぜ、このブログは…

*2:若手俳優

*3:冬組単独公演

*4:いくむの推しである卯木千景(ちぃくん)役にいくむの前の推し俳優である染谷俊之がキャスティングされひいき目で見すぎてしまうので、本編での卯木の行動から卯木千景アンチのけがある私に厳しく見てほしかったらしい

*5:昼・夜公演どちらも見ること

*6:MANKAIカンパニーのライバルで界隈で一番強い劇団

*7:エーステでは毎公演銀テ的なノリで紙がばらまかれる